ニフレックを少しでも楽に飲みたい。

大腸内視鏡検査で下剤(ニフレック)
少しでも楽に飲むための7つの工夫


薬味がとっても苦手な私


先日二回目の大腸内視鏡検査を受けてきました。
二回目なので一回目よりはちょっとだけ肝がすわってきましたが・・
やっぱり下剤を飲むとなるとものすごく気が重いのです・・・

大腸内視鏡って・・検査自体は大した苦痛はないのですよね。
最大の苦痛は2Lも下剤をのむ方です。

もともと自分は変わった味が苦手。
その上薬剤臭い物が口に残るのものなんて、どんでもなく苦手!
腸洗浄薬をのむなんて絶対無理!

そして、自分は普段から沢山水を飲めないタイプ。
「一回のお茶で500ccは飲む」という人もいるのに、
自分はせいぜい一回に150ccをどうにか飲めるくらいです。

「薬剤臭の下剤を・・しかも2リットル飲む??!!無理!絶対無理!!」
想像しただけで具合が悪くなりました。
一回目の検査前は検査日が近づくにつれ下剤ストレスで具合が悪くなりました。

そこで色々調べて、少しでも負担を軽くする方法をかき集めました。


とにかく早く腸をきれいな状態にしたい


結論からいうと、
ほんの小さなことの組み合わせですが、下記の7つの工夫で
飲む下剤の量を1300ml~1500mlにすることができました。


説明書には「状態がよくなっても2L飲むように」と書いてあります。
これを守らなきゃいけないのでは?と罪悪感がありました。


ですが腸がきれいな状態になった後、
下剤を飲み続けても変化は殆どなかったので、
結局1回目は1500ml、2回目は1300mlで検査に向かいました。

ですが、
もともと便秘がちな人、とても頑固な便秘症の人などは
追加で下剤が必要な人もいるようです。
(自分は便秘がなく、食事の好みも量も標準的)

ご自身の体質によるところが多いので、
1例として読んでいただけたらと思います。
自分は二回ともこの方法で検査は問題なく、
又、叱られることもなく終了しました。

7つの工夫

1.(検査三日前)食事は消化の良いものを選び、腹八分目にする。


「大腸の中に入った食べ物は、2-3日間振り子のように動かされながら、ゆっくり繊毛運動で栄養を吸収しながら排泄される」


つまり3日前の食事から気を付け、2日前は出来るだけ消化のいいものを控えめに食べれば、腸の中から早く便がなくなってくれます。

暫く食べられないから食べ納め!と三日前に油ギッシュなものをこってりたべるのは避けたほうがよいかもしれません。三日前から軽めに消化のいいものを選ぶのがいいと思います。
私は3日前、夕食にポトフと白米を軽めにとりました。



2.(検査二日前)三食軽めの白米だけにする。
 飲み物や間食も乳製品や糖分のはいっているものは出来るだけ避ける。

病院で
「検査二日前は検査食か絶食にしてください」
「市販のものは何が入っているかわからないので
(消化によさそうと思っても)
自己判断で食べないでください」と言われました。

いわれてみてば、確かに消化のよさそうなパンでもバターがはいっているし、
スープだって乳製品がはいっていることがおおいのでやめたほうがよいということですね。

消化のこと考えるとおかゆがベストだったのですが、
・・さすがにそれではあと二日持たないので、
腹持ちの良い白米をよく噛んで食べることにしました。

結果としてこれはとてもよかったです。
一回目はこの日パンやスープを取ってしまいましたが、白米の方が空腹感がすくなく
お腹が綺麗になるのも早かった気がします。

ちなみに、
食べた白米の量は1食につき小さい茶碗1杯位でした。
梅干しの果肉だけ一緒に食べました。

3.(検査前日)基本絶食(検査食のソフトクッキーだけたべた。)

いよいよ絶食を頑張る日です。
朝から水分だけです。検査食をもらっていましたが、食事はとりませんでした。
ですが、午後は心が折れそうになったので、
間食に検査食にはいっていたココアクッキーは1袋だけたべました。


ブラックコーヒーを飲みながらソフトクッキーをちょっとずつかじることで
精神的に安定し、心もお腹も気がまぎれました。



4.(検査当日)下剤には氷をたくさん入れてのむ!!!

これは絶対おすすめです!
ニフレックにはしっかり氷を入れて飲む!です。

これは絶対にやったほうがいいです!
口に広がる味がかなり減ります!
氷をいれたニフレックと入れないニフレックでは飲みやすさが宇宙レベルで違います。
冷たさは味をちょっとばかり麻痺させるので、
氷をたっぷり入れたコップにニフレックを入れて飲みます。

ただし、下剤を飲むことで
氷をいれていなくても、ものすごく体が冷えて発熱してしまう人も
いるようです。ですので、ご自身の体質をみながらなさってください。

私はもともと冷え性でしたが、氷は全く問題ありませんでした。
検査は1回目は12月、二回目は7月にやりましたが、
どちらも大丈夫でした。

やり方ですが、
コップに氷をしっかりいれ、ニフレックを150ml強入れて飲みはじました。
(これでも味に抵抗がある方はここでストローを使って飲むとよいらしいです)

味はポカリスエットの甘味を抜いたような味です。
ポカリと同じだ!と自分に言い聞かせのみました。
薬臭いのが苦手な私でも氷をいれればストローなしで大丈夫でした。
飲むときは喉が渇いている自分を想像し、ごくごくと喉に入れてしまいます。

二回目の時、検査が7月だったので、
気温が高く、カップに入れた氷がすぐに解けてしまって
かさがふえてしまがちでした。
途中からカップをやめて氷がとけないように、
魔法瓶状の水筒でのみかえました。

「初めの1時間で1L飲むように」
と下剤の説明書きにあります。
ってことは、だいたい10分ごとに160ccくらい飲めばよいわけです。

5.自分が大好きな動画(ドラマや映画等)を見ながら飲む。

これは地味にお勧めの方法です。
ニフレックも1Lを飲み終えた頃はさすがに飲むスピードが落ちてうんざりしてきます。
このころからトイレも頻繁になるので、気持ちも落ち着かなくなってきます。

1分でも時間をわすれるような大好きな楽しい動画を見れば苦痛も多少へります。
自分はとにかく笑えるドラマを選びました。笑って飲む。これ、結構いいです!


6.口の中をリセットしたいときに暖かいブラックコーヒーやお茶などを入れる。

冷たい物ばかり飲んでいるので、時々はほっとできるように暖かい無糖のものを
のみました。これは病院でも事前にアドバイスされました。

7.検査ができる状態になって下剤を飲むのをやめても、
検査ぎりぎりまで水やお茶を飲み続ける。

これも、とっても大事なことでした。
これは一回目の検査前に看護師さんからいわれたことです。
お腹が綺麗になっても、上から水分をいれれば腸の中のものをさらに押しだすので、
検査まで水分を取ってくださいと言われました。

1回目は「下剤を飲み終わったら何も飲まなくてもいい」と思っていたのですが、
2回目は、下剤でお腹が綺麗になった後、すぐに普通のお茶に切り替え検査直前まで
飲み続けました。
その効果か、2回目の時は検査待ちをしているときにも数回トイレに
いくことができました。

以上1-7のやり方で、自分は1Lを過ぎた頃には殆ど綺麗な状態になりました。
結局1回目の時はニフレック1500ml、二回目の時は1300mlで綺麗になり検査にいきました。
(1回目の時は、ニフレックのみでしたが、
二回目の時は前日就寝前に下剤薬(プルゼニド)が処方されました。二回目の方が早く仕上がったのは、前日のプルゼニドの効果もあるとおもいます)

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